ドローンのセンサー基礎知識まとめ&検定問題!
ドローン教授っす。前回はGPSの話をしたけど、GPSとドローンのセンサー類はすごい連携プレーしてくれてるわけなのよ。
GPSがすごく見方になってくれているのが解りました。
そうじゃ。そこで、今回は、センサーの基礎知識をもう一度復習したい。そして、無人航空機従事者試験に出てくるセンサー関係の問題を解いてもらう!
確かにGPSとセンサーって大事ですよね。人はつい自分一人の力で生きてるみたいな気になってしまいますし。助け合い大事っす。
とにかく、今日はセンサー基礎知識まとめ&検定問題じゃ
lesson18 ドローンのセンサー基礎知識まとめ&検定問題!
センサー(計器)まとめ
加速度センサー
機体の進行や、姿勢(傾き)を計測
(加速度センサーは地球の重力も検出出来る為、傾きが測定できます)
ジャイロセンサー
機体の回転を計測(ジャイロセンサーは回転運動の検出しか出来ません)
ジャイロセンサーは、加速度センサーで感知出来ない回転を計測する。回転の角速度を測定する。
角速度とは、直線上の速度ではなく、円周上の速さ、つまり回転速度を表すものじゃ
気圧センサー
ドローン自身の高度を把握します
GPS信号が届かない短所を補う為のセンサー
超音波センサー
超音波センサーは、超音波が跳ね返ってくるまでの時間を計測して、高度制御に使用されます。
気圧センサーでは、離発着時に正確な高度を測りきれないないので、主に、地上付近の飛行でこのセンサーが利用されます。
超音波センサーは障害物も感知するので、衝突回避のコントロールにも利用されています。
赤外線センサー
地面との距離を測ります。
姿勢制御装置(姿勢安定化装置)はまさに連携プレーじゃ
傾きを感知した場合は、それを立て直す(うち消す)ようにローター出力を制御されます。
例:
・加速度センサーから傾きを取得→落ち込んでいる側のローター出力
・ジャイロセンサーから回転状態を取得→ラダー制御
・GPSからの位置情報を取得→同じ位置にホバリングするように全ての舵調整
GPS制御が出来ない時の為に、マニュアル操作も練習する事を学びましたよね
その通り!でもGPSを使わないで加速度センサーとジャイロセンサーだけでは、どんどん風に流されてしまう。だから、それを補う超音波センサーや赤外線センサーがある。マニュアル操作になっても、助けてくれるセンサーはあるから、パニックになってはいけないんじゃ
検定問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 姿勢制御装置の役割として間違っているものを選びなさい
① 機体の傾きを検知し安定させる
② 機体の回転を検知し安定させる
③ GPS信号を受信し機体をホバリングさせる
④ GPS衛星に位置情報を送信する
問2 姿勢制御装置による自動ホバリング時に、風の影響を受けて風下側に機体が流れていった場合、考えられる機器トラブルを選びなさい
① 加速度センサーの故障
② ジャイロセンサーの故障
③ 気圧センサーの故障
④ GPS信号の異常
問3 機体の水平を検出するセンサーとして最も適切なものを選びなさい
① ジャイロセンサー
② 気圧センサー
③ 加速度センサー
④ 温度センサー
問4 マルチコプターにおけるラダー操作を安定させるために必要不可欠な役割を果たすセンサーを選びなさい
① 加速度センサー
② ジャイロセンサー
③ 温度センサー
④ 気圧センサー
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A1:④ A2:④ A3:③ A4:②
まとめ
トラブルの時に、どのセンサーがおかしいかわかるのじゃ
はい。その為にも、センサーの役割をしっかり覚えます!
そうじゃ。これだけのセンサーに助けられている事を忘れずにな。
参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書
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