覚えておきたい航空業界の国際単位!
ドローン教授っす。今日は前回のレッスンまでに多用した、単位について振り返ってみたいとおも~う
単位って意外に難しくて、小学生のころから苦手です。計算する時に単位をそろえないと、わけがわからなくなった記憶がありまして……
それな~! 数学の問題って、それな~。それひっかけな~。
(それな~の使い方間違ってるし)。ドローンって距離とか速さとか単位多いですよね。
そうじゃ。その単位にも、国際単位と非国際単位もある。今日は昨日までの基礎力学に出てきたような、航空業界に多用される単位のまとめ授業じゃ!
lesson24 覚えておきたい航空業界の国際単位!
国際単位系
国際単位とは
国際的に統一された単位系を国際単位系とよぶのじゃ
単位は、メートル条約と呼ばれるルールに従って、国際的に統一されています。
教授ぐらいのお歳の方は、1尺とか1寸とか言いますよね。それは、国際単位じゃないですよね
ばかにするでない! でも昔の日本はメートル条約に加入してなかったからの~ 今はちゃんと加入して、日本では、計量法という法律で規定されておる
国際単位系の基本単位
次の7つの単位を基本単位としています。
①時間S(秒) ②長さm(メートル) ③質量Km(キロメートル) ④電流A(アンペア)
⑤熱力学温度K(ケルビン) ⑥物質量mol(モル) ⑦光度cd(カンデラ)
この基本単位を組み合わせて表される単位を組立単位とよぶのじゃ
組立単位の例
面積 ㎡(平方メートル) 速度m/s(メートル毎秒)
非国際単位系
非国際単位とは
メートル条約に加入している国が、それ以外の単位でも、特別に便宜上認められている単位のことじゃ
航海・航空関係の非国際単位
日本の計量法は、国際単位以外の単位を使用することを禁じています。しかし、航海や航空にかんする計量では認められているものもあります。
・長さM,nm(海里)
経度一分に相当し、1海里=1.9Km
・速度Kt ,kn(ノット)
1時間に1海里進む速さ 、1ノット=0.5m/s
10海里は約19000m、10ノットは5m/s
SI接頭辞
これがムズイのよね~。単位の前につく倍量や、分量を示す記号の事を、SI接頭辞とよぶのじゃ
例 1km=1000m mの千倍を意味するのが、kmであり、このKmをSI接頭辞と言います。1000倍を表す記号の事です。
SI接頭辞の例
G(ギガ)=1,000,000,000倍
M(メガ)=1,000,000倍
da(デカ)=10倍
d(デシ)=10分の1
c(センチ)=100分の1
n(ナノ)=1,000,000,000分の1
検定問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 18km/hをメートル毎秒で表したものを選びなさい
① 2m/s
② 5m/s
③ 8m/s
④ 10m/s
問2 1500mmをメートルで表したものを選びなさい
① 1.5m
② 15m
③ 150m
④ 1500m
問3 10ノットで5秒進んだ場合、おおよそ何メートル移動するか選びなさい
① 約5m
② 約10m
③ 約20m
④ 約25m
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A1:②A2:①A3:④
まとめ
せめて航空業界関係の単位は覚えておきたいの~
それな~
参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書