ドローン墜落原因まとめ
ドローン教授っす。今日はドローンの墜落原因をまとめて勉強してみたいと思う。
今までけっこう勉強して来ましたけど、またですか?
またですかじゃな~い! 石橋をたたいて渡るでは足りない! 鉄筋コンクリート橋に作りかえてから渡るべし!!
すごい用心深いですね……。
墜落のパターンは限られておる。本日は、ドローンの墜落原因に関する勉強をするぞ~
lesson28 ドローン墜落原因まとめ
墜落原因
これまで学んだ内容を基に、代表的な墜落原因を5つあげます
突風
ドローンは高性能の姿勢制御装置のおかげで、安定した飛行は可能ですが、その対応できる限界も存在します。制御装置によっては最大バンク角や、最大ピッチ角が決められています。この最大傾き角を超えると、ローターは非常停止する機能が働きます。
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下降時の上昇気流
急下降の時に、特に不安定になりがちです。この時発生するのが上昇気流です。その気流により機体が限界角を超えてしまうと、ローター停止に至ってしまします。着陸時に起こりやすいのが、セットリングウィズパワーの発生です。この状況に陥ると、墜落の可能性が高くなりますので、細心の注意が必要です。
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障害物に接触
樹木や、建物、住居の引き込み線に接触して、制御不能になることもある
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バッテリー切れ
バッテリーの性能を理解していないと、まだ大丈夫と思っても、急激に容量が減る事もあり、墜落に至ってしまいます。予期しない場所への墜落は、ロストへとつながります。
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電波トラブル
電波は電磁波の一種です。電磁波とは、電気と磁気の両方の性質を持つ波の事で、空間中を伝わります。
光も電磁波の一種じゃ
電磁波は波のような性質を持っていて、1秒間に上下する回数を周波数といいます。
電波のトラブルは、同じ周波数の電波が混ざり合って混信してしまう事からも起こりやすいですし、高圧電線の鉄塔周辺の強い電磁波、ラジオやTVの電波塔、電力会社の送電線や、変電設備まで多岐に及びます。
一度通信が途切れてしまうと、再度ペアリングしなければなりません。その間、ノーコン状態になり、大変危険です。
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検定問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 マルチコプター(固定ピッチ)の操縦方法として最も危険を伴うものを選びさなさい
① 垂直に上昇する操作
② ヨーイングを繰り返す操作
③ 後退する操作
④ 急降下する操作
問2 電波の説明として間違っているものを選びなさい
① 電磁波の一種である
② 電気と磁気の両方の性質を持つ波
③ 同じ周波数の電波を複数発信すると混信が発生する
④ 光は電波の一種である
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A1:④ A2:④
まとめ
墜落事故のほとんどがこの5つのどれかが原因とされているのじゃ
墜落しそうになっても、焦らず、安全確保を含めた対処が大事ですね
参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書