Drone Study Room

Let's study together !

 

飛ばしたら逮捕されるかも!ドローンを飛ばせる場所

わしの名前は『ドローン教授』、みんなのドローンに関する疑問に答えていくぞい! 今日もよろしくね~

はい!教授よろしくお願いします!前回はドローンのプロポ操作モードについて勉強させていただきましたが、いいかげん、早く飛ばしたいんですが!

そうあせるな。あまたつ君。捕まりたいのかね。

はぁ? 捕まる?たかがドローンですけど、なにか?

ほ~。ドローンの事なめてんな。あまたつ君。留置場で会おう

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  Lesson3  ドローンを飛ばせる場所

 

ドローンって近所で飛ばしても大丈夫?

ドローンを飛ばしていい場所は、ドローンの重さで決まってくるのじゃ。

ドローンの重さ

逮捕されたくないので、詳しく教えて下さい!重さってどういう意味なんですか?

2021年5月現在では、200gじゃ

 その分かれ目になる重さは200g

それは航空法という法律が、200gを越えると適応され、それ以下はセーフなのです。

売っているドローンの重さを見れば解ります。

見事に、説明に200g未満と書いてあります。

 

法律をかいくぐろうとする感 。なまなましくて好きです

自転車なら一方通行の細道を逆走してもいいけど、原チャリならダメ的な感覚じゃ。

 

航空法の規制

一時期、ドローンが落ちたとか、迷惑行為が問題になった事ありましたよね。

その為、2015年に航空法が改正され、200g以上のドローンに規制が入りました。

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出典:国土交通省ホームページ
飛行禁止空域

空港周辺禁止

国内の主要空港の場合24km以内、地方空港の場合km以内は禁止です。この距離の定めは空港によって少し違うそうなので、調べる必要があります。結構広範囲ですね。

上空150m以上禁止

50階建てのマンションくらいだそうです。よく見る相当高く見える動画や写真は、国土交通省の許可を取っていたのですね。

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人家の密集地域禁止

国勢調査のデータで、人工密度が4000人/k㎡です。素人では判断しかねますよね。

あまたつ君。キミの家がもし東京・大阪などの人工密集地域に住んでいた場合、200g以上のドローンは、自分の家の敷地内、つまり庭ですら飛ばしたら、逮捕じゃよ

自分の庭で飛ばす為に、国土交通省に申請しなければならないのですか。びっくりです!

それ以外の場所での禁止事項

200g以上のドローンの場合、上記の禁止区域以外でも禁止事項があり、これをやぶると航空法違反になってしまいます。

・夜間の飛行しない事

・目視出来ない範囲での飛行

・人や、建物、車から30m以内に近づく事

・イベントをやっている所での飛行

・凶器や火薬などの危険物を運ぶ事

・ものを落とす行為

 ・違反時の罰則

最大50万円以下の罰金。違反内容によっては書類送検。

200g未満のドローンが関係してくる法律

あまたつ君。どこか他人事みたいに聞いてるが、200g未満のドローンも適用される法律もあるからね。ちゃんと聞きなさい!

小型無人機等禁止法

 

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出典:警視庁ホームページ
国の重要な施設

・国会議事堂 ・内閣総理大臣官邸等 ・危機管理行政機関 ・最高裁判所庁舎

・皇居・御所 ・政党事務所

外国公館等  防衛関係施設

空港(新千歳空港、東京国際空港、成田国際空港、関西国際空港、大阪国際空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港)

原子力事業所

 

 の300m以内では200g以下でも、飛行禁止です。

・違反時の罰則

最大1年の懲役または最大50万円の罰金

民法207条

200g未満のドローンであっても、私有地で勝手に飛ばすと、所有権の侵害にあたるそうで、

 法的措置がとられる場合もあるそうです。

許可無く他の人を撮影したり、所有地の上空を飛行、撮影したりすると、プライバシーの侵害、個人情報保護法にも違反してしまいます。

・違反時の罰則

最大2年の懲役または最大100万円の罰金

 

都道府県・市町村条例

公園条例」で、公園での飛行も条例で禁止している場合が多いようです。その場合市町村が管理している公園では飛ばせません。

・違反時の罰則

条例によって異なるが、東京の場合5万円の罰金

 道路交通法

 道路で飛ばす事も、道路交通法で原則禁止だそうです。飛ばす場合は特別な許可が必要です。

 電波法

200g未満のドローンであっても、電波を発する機械を使用する場合は、 「技適マーク」がついているドローンでないと、免許や資格が必要だそうです。通常国内生産のドローンは大丈夫だそうですが、海外製の場合は注意が必要だそうです。

・違反時の罰則

最大1年の懲役または最大100万円の罰金

 まとめ

結論は、外で飛ばすのは、結構下調べがいるという事じゃ

 200g以上のものはもちろんの事、200g未満のドローンであっても、飛行ルールや規制を守らなければなりません。罰則は罰金から書類送検もあり、だいたい違反して捕まる人は、「少しくらいいいと思った」というそうです。動画配信された画像から通報の例もありました。

大都市では、ほとんど飛ばせる場所がないのが現状のようですね。私は、家の中でまずは技術を磨く事に専念する事にします

近々ドローンが関係する法律が変わるようじゃ。はっきり決定したらまたまた勉強しよう

      https://www.mlit.go.jp/common/001110369.pdf

 

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