ドローンの飛行ルールと、飛行許可及び承認申請!
ドローン教授っす。今日は、ドローンに関係する法律 ①航空法 その3 ドローンの飛行ルールについての話じゃ
ルール、ルールって。国はドローンに厳しすぎませんか?
ばっかも~ん! 国はドローンを安全に普及させたいからルール作ってるんじゃろ~。無人航空機の飛行方法には、6つのルールがあるんじゃ。つべこべ言わず、暗記せ~い
無人航空機の飛行方法
①日中の飛行(夜間飛行不可)
②目視による飛行
③人又は物件との距離を30m以上保つ
④人が集合するイベント上空は飛行不可
⑤危険物の積載不可
⑥物件の投下不可
航空法第132条の2と、国土交通省令第236条の4をまとめてあるのですね。覚えます!
ところで。あまたつ君。よく聞く、飛行申請ってどういうものかわかる?
正直、よくわかりません!!
(即答か~い)でもそうじゃ。わかりずらいのは確かじゃ!ドローンを飛ばす時は、必ず必要だと勘違いしてしまいがちじゃが、基本、下記の国土交通省HPのルールを守る飛行であれば、申請の必要はない! 必要なのは、特別な理由でこのルールにひっかかる時のみなのじゃ! 今日は、飛行許可及び承認申請について勉強しよう!
lesson32 ドローンに関係する法律 ①航空法 その3 ドローンの飛行ルールと、飛行許可及び承認申請!
ドローンの飛行に関する許可及び承認申請
許可申請
空港等周辺等の、飛行禁止空域を飛行する場合等、「国土交通大臣の許可」が必要じゃ
①空港周辺の飛行禁止空域の飛行
②高さ150m以上の空域飛行
③人又は家屋が密集する地域での飛行
承認申請
航空法で指定された飛行によらない飛行を行う場合は、「国土交通大臣の承認が必要じゃ
①日中の飛行(夜間飛行不可)
②目視による飛行
③人又は物件との距離を30m以上保つ
④人が集合するイベント上空は飛行不可
⑤危険物の積載不可
⑥物件の投下不可
申請手続き
いつまで申請が必要か?
飛行開始予定日の10開庁日前じゃ。10日前じゃないぞ、10開庁日前!
どこに申請すればいいのか?
飛行を予定している場所に応じて、東京航空局又は大阪航空局のいずれか、または、飛行事務所に行う必要があります。
原則、オンライン申請となり、DIPS(ディプス:ドローン情報基盤システム)と呼ばれる国土交通省管轄の飛行申請システムを利用します↓
だれでも申請可能か?
申請後には審査が行われます。そして全てに許可が下りるわけではありません。
飛行マニュアルの整備や、十分な飛行経験と、知識や能力が条件じゃ。それに、200g以上のドローンでの飛行実績が10時間以上必要だ
トイドローンしか持ってない、今の私が申請しても100億%却下ですね
飛行申請合格の技術に関しては、また別の機会に詳しく勉強しよう
包括申請
同じ申請者が、一定期間内に繰り返し飛行を行ったり、異なる複数の場所で飛行を行ったりする場合、特定の日時や場所を指定せずに、包括して申請をする方法もあります。
許可される期間は3ヶ月以内じゃが、継続して飛ばす事が明白な場合は、1年まで申請可能じゃ。そのかわり、飛行実績の報告が必要じゃ
この報告は、許可・承認書に記載された条件に応じ、許可・承認の日から、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月後の日、許可・承認終了の日のそれぞれから1ヶ月以内に、国土交通省にメールや郵送で、提出しなければなりません。
罰則
飛行禁止空域において、国土交通省の許可無く、無人航空機を飛行させた場合や、国土交通省の承認を得ず、夜間飛行等を行った場合は、
50万円以下の罰金に処せられます。
検定問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 日没後(夜間)に無人航空機を飛行させる場合に必要な手続きを選びなさい
① 許可申請
② 承認申請
③ フライトプランの提出
④ 警察への通報
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問2 地上からの高さ200mの位置で無人航空機を飛行させる場合に必要な手続きを選びなさい
① 国土交通省本省への承認申請
② 管轄の警察署への通報
③ 管轄の空港事務所への許可申請
④ 都道府県庁への許可申請
まとめ
何度も言うが、東京23区内は自宅の庭でも飛行禁止。許可申請が必要じゃ
50万円の罰金はいたいですよ~
ドローンを飛行させる時は、下調べが必要じゃ
A1:② A2:③
ドローンも保障付きでレンタル可能です↓
参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書