ドローンのフライトプラン(飛行計画)作成のポイントとは!
ドローン教授っす。今日は、フライトプランについての勉強じゃ。
航空法の時に勉強しましたけど、何を書いたらいいのやら
もう一度、試験の為にも勉強しておこう
これも無人航空従事者3級の試験に出るのですか?
と・お・ぜ・ん・じゃ!
(お・も・て・な・し、みたいにいわれると感じ悪~)
今日は、フライトプラン(飛行計画)のポイントについての勉強じゃ~
lesson35 ドローンのフライトプラン(飛行計画)作成のポイントとは!
フライトプラン作成
フライトプランとは
フライトプランとは、飛行計画の事で、飛行機のような航空機の場合は、航空交通管制等に対しての通知が義務付けられています。(趣味、ホビー目的での飛行の場合を除く)
ドローンのような無人航空機も、飛行に関する許可や、承認申請を行う際には、このフライトプランの提出が必要です。
重要な事は、離陸から着陸まで無事に行える計画を出すことじゃ
フライトプラン作成のポイント
その1 機材
機材の情報をきちんと把握します。機体の総重量、バッテリー容量、飛行可能時間の把握が重要になります。
機体の重さとバッテリー容量から、飛行可能時間を割り出す事は、フライトプランのキモじゃ
その2 経路
何かトラブルが起きても安全に着陸できる所を経路にするのが理想じゃ
移動ポイントと高度の情報が重要になってきます。送電線の位置や、電波塔、変電設備がないか十分に調査しておく必要があります
その3 時間
経路計画はギリギリではなく、余裕を持って計画する事が大事じゃ
飛行時間内に着陸できないととんでもない事になりますよね
バッテリーの特性を理解し、トラブルの発生を想定に入れる事も重要です。
フライトプラン(飛行記録)の必要事項
記録事項
・飛行年月日
・無人飛行機を飛行させる者の氏名
・無人飛行機の名称
・飛行の概要(飛行目的及び内容)
・離陸場所及び離陸時刻
・着陸場所及び着陸時刻
・飛行時間
・無人飛行機の飛行の安全に影響のあった事項(ヒヤリ・ハット等)
・無人航空機を飛行させる者の署名
航空局標準飛行マニュアルにめちゃくちゃ詳しく説明されてます。
https://www.mlit.go.jp/common/001218179.pdf
出典:航空局標準飛行マニュアルより
検定問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 マルチコプター(固定ピッチ)のフライトプランとして、適切でない事項を選びなさい
① 離陸ポイントで、高度50mまで垂直に上昇する
② 送電線の鉄塔から、十分に離れた場所を飛行する
③ 風速10mで風向は東の状況で、西に20m離れた場所に高速道路がある場所があるため、高度を60mに制限して飛行する
④ 周辺に危険なエリアが無い為、高度を100mまで上げて飛行する
まとめ
フライトプラン(飛行計画)は、とても重要じゃ。
そうですね。安全にお家に帰るまでが遠足ですと、昔学校で言われた事あります。
(こいつ、検定三級合格するか心配じゃ……)
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参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書