ドローン検定2級の出題範囲 電気電子工学①
ドローン教授っす。今日は電気電子工学についての講義じゃ
教授!航空気象学もそうでしたけど、電気電子工学とか、何とか学って、めっちゃ人気ないです! PVほぼ0です。それでもやります?
ばっかも~ん! わしだってもう少し楽しい講義したいわい!でも、ドローン検定2級の出題範囲なんだから、しょう~がないでしょ。
PVほぼ0が3日続いてますけど……
いいのじゃ。あまたつ君がドローン検定2級に合格すればいいことじゃ!
はい。つい苦手なもんで、やめてくれないかな~と思って言ってしまいました。すいません!
気を取り直して、さっそく、「電気電子工学」についてはじめるぞ~
lesson42 ドローン検定2級の出題範囲 電気電子工学①
電圧と電流
まずは基本からじゃ。小学校で習うことから始めるぞい
電圧
電気を流す力を電圧といいます。電気の圧力です。(圧力が高い、低いと言います)
電流
回路に電圧が生じることで流れる電気の事を、電流と呼びます。(流れる量が多い、少ないと表現します)
直流電源と交流電源
直流電源
電源圧力の出力がプラス(またはマイナス)で変わらないものです。
乾電池や、ドローンで利用されているリポバッテリーは、極性が変わらないから、直流電源じゃ
交流電源
電源圧力の出力が、一定間隔でプラス側とマイナス側に入れ替わる電源の事を交流電源と呼びます
家庭用コンセントがそうじゃ
導体と抵抗
導体
導体とは電気を流しやすい物質を言います。
金・銀・銅・アルミニウムなどですよね
(かね目のものは覚えているの~)そうじゃ、一方、ゴム・プラスチック・ガラスといった電気を通しにくいものを絶縁体と呼んでいる
抵抗
抵抗は、電気の流れにくさの事です。抵抗が大きい、小さいという表現です。抵抗率という言葉で表された場合は、抵抗率が高い、低いと表現します
半導体
導体と絶縁体の中間にある物質を半導体と呼びます。
半導体はその物質の組成によって、熱・光・電流電圧・磁場などに反応する特性が変化する特徴を持っているのじゃ
抵抗値の公式
同じ抵抗率の物質は、長さが長くなるほど大きな抵抗(電気を流しにくい)となります。
断面積が大きくなる程小さな抵抗(電気を流しやすい)となります。
合成抵抗
複数の抵抗を組み合わせて、一つの抵抗として考えたものを合成抵抗と呼ぶのじゃ
合成抵抗の計算式は、直列と並列回路で異なります。
オームの法則
オームの法則という、電圧と電流、抵抗の関係性を表した法則があります。
この式から、電圧は電流と抵抗に比例しており、同じ抵抗値でも、電圧が高ければ高いほど、大きな電流が必要だとわかるじゃろう
電力
電気は熱エネルギーへと変換される。この電気が熱を発生させる現象を仕事と呼び、その電気が消費したエネルギーを仕事量(電力量)と呼ぶのじゃ
確かに、ドライヤーをかけた後って、コードも熱くてさわれない時あります
それは、もしかしたら抵抗の負荷がかかり過ぎているのかもの~
電圧を負荷にかけたとき、その電流が行う仕事量は、次のように表されます。
検定問題
ドローンの教科書 上級テキスト 無人航空従事者試験2級対応問題より
問1 抵抗値が10Ωの抵抗器に20Aの電流を流した時、抵抗器に生じる電圧として最も適切なものを選びなさい。
① 10V
② 20V
③ 100V
④ 200V
ドローンの教科書 上級テキスト 無人航空従事者試験2級対応問題より
問2 電気抵抗に関する説明として正しいものを選びなさい
① 電気の抵抗の大きさは長さに比例する
② ガラスやプラスチックは導体である
③ 電線の抵抗の大きさは断面積に比例する
④ 半導体とは金や銀の事である
まとめ
配線が熱くなると言うことは、それだけ電気の仕事量が多いという事ですね
そうじゃ。そういう時は配線を太くする等の対処が必要じゃ
※参考 ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書上級テキスト
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