電波法における電波の型式とは?
ドローン教授っす。本日の授業は電波法じゃ。あまたつ君。突然だが復習じゃ。電波法における電波の定義は?
ぎくっ! 2級の試験が終わった2日間くらいは覚えていたのですが・・・
忘れるの早っ!「300万メガヘルツ以下の周波数の電磁波」じゃ
そうです。そうです。で、それがどうかしましたか?
その電磁波は、色々な利用法をされる。音声を送信したり、ドローンで言えば?
制御信号で遠隔操作したりします
そうじゃ。つまり、電波の種類を目的ごとに選択する必要がでてくる。電波法ではそれを「電波の型式」と読んでおる。本日はその勉強じゃ
lesson57 電波法における電波の型式とは?
電波の型式
電波の型式は記号で表す事がある。
記号は、・主搬送波の変調の型式・主搬送波を変調する信号の性質・伝送情報の型式の3つの組み合わせて表示します。
・主搬送波の変調の型式
・主搬送波を変調する信号の性質
・伝送情報の型式
これをどう見たらいいかわかりません
そうじゃろうな。例えば、FMラジオは、周波数変調は(F)で、アナログ信号である単一チャンネル(3)で、音響放送(E)だから、電波の型式表記は、「F3E」となるのじゃ
なるほど!それじゃドローンに関係することは?
そうじゃな。ドローンに搭載してある映像伝送装置のVTXは、周波数変調は(F)で、アナログ信号である単一チャンネル(3)で、映像送信の(F)じゃから「F3F」と表される。ちなみに音声も含めて送信される場合は、アナログ信号である2以上のチャンネル(8)音声と映像の組み合わせ(W)となり、「F8W」になる
いちいち覚えるのが大変ですね!
確かに、たいへんじゃ。だから、電波の形式を複数まとめて略表記する、「一括記載コード」もある。そのコードの1文字目の数字は、その電波を使用するために必要なアマチュア無線免許の階級を表すのじゃ。例えば「4AS」の場合は、アマチュア無線4級以上の資格が必要ということじゃ
ドローンも保障付きでレンタル可能です↓
参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書
部屋の中での練習には最適じゃ↓