ドローン検定2級チャレンジ 「基礎知識」
ドローン教授っす。今日からいよいよドローン検定2級の勉強を始めたいと思う
3級も合格したことですし、さくっと行きましょう!!何から始めるのですか?
ドローン、航空業界の基礎知識じゃ!
ずこっ! 何回基礎知識やるんすか? もういいでしょ基礎知識!
なんだかね。ちょっとマニアックなのよ。2級。つまり、さすが上級なのよ。普段使わない言葉、ガンガンでてくるよ~。これを覚えてこそ、無人航空従事者なんじゃ!
分かりました。こんな事知らなくてもドローンはとばせるんじゃないかという疑問は捨てます。
(やる気あるのか?こいつ)今日から、無人航空従事者試験(ドローン検定)2級試験の為の勉強を開始する。Lesson37 基礎知識じゃ
lesson37 「基礎知識」
無人航空機の分類
軽航空機
飛行船や熱気球のように機体が空気よりも軽いもの
重航空機
固定翼と回転翼に分類され、固定翼は飛行機やグライダー。
回転翼がヘリコプターや、ドローン(マルチコプター)ですよね。3級でも勉強しました。
曳航(えいこう)という言葉がある。この曳航は、グライダー等が他の飛行機に上空まで引っ張ってもらうことじゃ。テストにでるぞい~
ドローンの 重量について
最大離陸重量
最大離陸重量とは、モーターからブレード、またカメラまで含めた、全ての重さという事じゃ
空虚重量
機体のフレームやエンジン、センサー
積載重量
カメラ、バッテリー
この空虚重量と、積載重量を合わせた重量が、最大離陸重量じゃ
※注意点
① 燃料やバッテリーは積載重量ですが、機体の配管内の燃料や、作動の潤滑油は空虚重量になります。
② ペイロードは積載重量に含まれます。
物を搭載したり、物件をけん引する事を、「ペイロード」と呼ぶのじゃ
国土交通省に許可・承認申請をする機体の重量が、空虚重量と積載重量ということですか?
良い質問じゃ。ここポイント。国土交通省に対する申請は、空虚重量に燃料やバッテリーの重さを足した重さじゃ。カメラやジンバル。ペイロードの重さは申請する機体の重量には含まないのじゃ
航空業界
航空機業界の高い技術は、世界統一的でなければならん。この航空機基準を定めているのが、『ICAO』国際民間航空機関じゃ
各国の航空に関する管理機関
・日本 『JCAB』 国土交通省航空局
・アメリカ 『FAA』 連邦航空局
・欧州連合 『EASA』 欧州航空安全機関
多くの航空法は、ICAOが定める国際民間航空条約を批准して決められておる
ドローンに関する世界の動向
日本を含め、世界でドローンに対する法整備が始まっている。2016年アメリカでは免許制度が始まっておるし、その他世界ではその地域の規制がある。海外でドローンを飛ばす場合は、注意が必要じゃ
現地の法律が適用されるのですね。
日本における免許制度についての記事です↓
検定問題
ドローンの教科書 上級テキスト 無人航空従事者試験2級対応問題より
問1 グライダーの機体分類として正しいものを選びなさい
① 軽航空機である
② 飛行船と同類である
③ 重航空機である
④ 回転翼機である
ドローンの教科書 上級テキスト 無人航空従事者試験2級対応問題より
問2 無人航空機における重量の定義の説明として正しいものを選びなさい
① 最大離陸重量に空虚重量は含まない
② 空虚重量にセンサー類の重量は含まない
③ 空虚重量にエンジン等の配管内に満たすべき液体類の重量を含む
④ 追加装備の重量に動力用バッテリーの重量を含む
ドローンの教科書 上級テキスト 無人航空従事者試験2級対応問題より
問3 国際民間航空機関を選びなさい
① JCAB
② FAA
③ ICAO
④ EASA
まとめ
たしかに、この知識がなくてもドローンは飛ばせる。が、しかし、無人航空従事者3級はそうはいかん。
そうですね。もう、何も知らなかった初心者じゃありません。
そうじゃ。わからない人を導いてあげる人にならなきゃならん。その為に、もっと勉強して、ドローン検定2級にチャレンジじゃ!
※参考 ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書
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ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書