飛ばす前に知っておきたい! ドローンの基本用語
ドローン教授っす。今日もよろしくね~ 今日はドローン基本用語について説明するぞい
はい!教授よろしくお願いします!前回は、ドローンのセンサーの種類を勉強しました。
まだ何かドローン独特の用語ってあるんですか?
あるんだよね~。例えば、あまたつ君。今、からだをラダー してみて
ラダ~ からだをラダ~っとすればいいのですか だら~っ
それ、だらけてるだけだし。さっそくドローンの基本用語について勉強しよう!
Lesson7 飛ばす前に知っておきたい! ドローンの基本用語
ドローン基本用語
今までの部品やセンサーの説明と少し違って、ドローンの操作の時に使う操作用語の説明じゃ。
業界用語みたいなもんですか? シースー(寿司)とか、ぎろっぽん(六本木)とかと同じで、右を、ぎーみー(右)とか?
ふるっ! そんな言葉わしでも使わんぞ……。
昔からラジコンを操作する時の用語が、ドローンの操作の時に使う操作用語として使われています。
ドローン操作用語
・スロットル
スロットルとは、ドローンを上下させる「高度」を制御する為の動きです。
普通スロットルというと、バイクの手元のアクセル前進のイメージですね。しかし、ドローン用語では上昇・下降を意味します。
覚え方は、『フルスロットルでドローン上達の道を駆け上がれ!』はどうじゃ?
・エレベーター (ピッチ)
エレベーターとは、前・後に移動する動作です。前後に動かす舵の事です。
機体の前後に傾きをピッチと言います。
エレベーターと言うと上下移動のイメージがありますが、ドローン用語は、「平面座標」を制御する動きに使われます。
覚え方は、『エレベーターの技術は、すごいピッチで前進している!』なんてどう?
・エルロン (ロール)
エルロンとは、ドローンを左右に動かす舵の事です。横方向に移動させる動きです。機体が左右に傾き、右や左に移動する傾きの事をロールといいます。左右に機体を傾けながら移動するその傾き角度をバンク角と言います。
飛行機の場合は、機体をロールさせ、その向心力で旋回するのに対し、ドローンは同じ方向を向いたまま左右に移動出来ます。
『人生を左右するから闇金融で間違エル ローン組んじゃだめよ』とかどうですか?
その覚え方、なままなしいの~ それは『人生を左右するエンド ロール』じゃな
・ラダー (ヨー)
ラダーとは、機体を上からみて左右に回転させる舵の事です。このラダーを操作することで機体は回転します。この動きをヨー(ヨーイング)と言います。
ドローンの機首を回転させる「方位」を制御する動きです。
この時、機首が向いている方角をヘディングと呼びます。
『Yo! (ヨー)!かラダー(体)大回転!!すごいYO!』
すごいこじつけ……
まとめ
この操作用語は、検定を受けたい人や、昔からラジコンを操作している人と仕事をする時は、覚えておきたいものじゃ
そうですね。検定試験の時に、すぐに反応できるように練習します
ところで、わしの考えた語呂合わせいいと思わん? 自画自賛かの~
いや、覚えやすいですね。ありがとうございます!(でも、いつまでも語呂合わせ思い出してたら操作遅れるわ!)
復習問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 マルチコプターのヘディングを円旋回の中心に向けたまま旋回するために必要な舵の組み合わせとして最も適切なものを選びなさい。ただし、無操作で機体の高度は一定であるとする。
①スロットル・エルロン
②エルロン・ラダー
③ラダー・エレベーター
④エレベーター・スロットル
問2 ヘディングに対して真横から風が吹いている場合において、機体の位置を一定に保つ為に必要な操作として最も適切なものを選びなさい
①スロットルを上げる
②エレベーターを操作する
③エルロンを操作する
④ランディングギアを出す
A1:② A2:③
6軸ジャイロセンサーで、各種高性能センサーを搭載したおすすめドローンを紹介しよう。障害物センサーが前方に付いているので、初心者でも安心じゃ