Drone Study Room

Let's study together !

 

ドローンの見えない糸! 電波の話

ドローン教授っす。今日もよろしくね~ 今日は電波について説明するぞい

はい!教授よろしくお願いします!以前にドローンを飛ばせる場所を勉強した時に電波法についてさらっと聞きましたけど、まだ何かあるのですか?

 詳細はこちらをご覧下さい↓

amatatu-i.hateblo.jp

まだまだあるよ~。じゃ、あまたつ君。ドローンの使用する周波数知ってる?

周波数? そんなの全部一緒じゃないのですか?

はい、逮捕~。さっそくドローンについての電波の勉強しよう!

 

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Lesson8 ドローンの見えない糸! 電波の話

 ドローンと電波

 電波法とは

 ドローンは、プロポ(送信機)から電波を飛ばして、 ドローンを飛ばしています。逆に、ドローンからも空撮の画像や、センサで感知した機体のデーターをスマートフォンに飛ばしています。

 このドローンとの見えないつながりがに関するルール電波法じゃ。この電波法については、総務省で決められておる。

 詳しく知りたい方はこちら↓www.tele.soumu.go.jp

 

ドローンの無線電波帯

電波法では「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない」と決められていますね

その通りじゃ。しかし、その例外もある

ドローンに使用される主流の電波帯はこの3つとなります。

・2.4Ghz帯

・5.7Ghz帯

・5.8Ghz帯

 

2.4Ghz帯

ドローンに使用される主流となるのが、この「2.4Ghz帯」です。

この2.4Ghz帯は、WiFi(無線LAN)や電子レンジと同じ無線電波です。送信出力が10mW/MHz以下であれば、資格と無線局への開局手続きが不要です。

ドローンの大手企業DJI製品をはじめとして、ほとんどの民生ドローンがこの2.4Ghz帯を利用しているのじゃ

 

 資格・届け出不要な周波数帯

73MHz帯・920MHz帯、2.4Ghz帯(※送信出力が10mW/MHz以下に限る)

5.7Ghz帯 

この周波数「5.7Ghz帯」長距離通信が可能になります。その上混線や通信の乱れに強い特徴があります。その為、商用の大型ドローンに使用されます。この周波数は、資格と無線局への開局手続きが必要になります。

必要な資格は、「第三級陸上特殊無線技士」じゃ。

5.8Ghz帯 

ドローンレースは、多くの場合FPVゴーグルを装着してレースを行いますが、そのFPVゴーグルは海外製のものが多く、この「5.8Ghz帯」の電波が使われています。この周波数も、資格と無線局への開局手続きが必要になります。

必要な資格は、「第四級アマチュア無線技士」じゃ。

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 資格・届け出が必要な周波数帯

1.2GHz帯・169MHz帯、2.4Ghz帯(※送信出力が最大1Wのもの)5.7Ghz帯・5.8Ghz帯

 技術基準適合証明

2.4Ghz帯の周波数を使用し、ドローンを飛行させる際、免許不要ではありますが、ドローンの機体に「技術基準適合等のマーク」がある送信機、ドローンを利用しなければなりません。(200g以下も同様です)

 

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通称「技適マーク」

技適マークが付いてない海外製ドローンには注意が必要じゃ。

 まとめ

この電波法に関する事で、注意点は、「使われている周波数」と「技適マークの有無」じゃな

そうですね。それと資格取得と無線局の開局をおさえておけば、電波法違反をふせげますね

そうじゃ。「第三級陸上特殊無線技士」と「第四級アマチュア無線技士」は、合格率は70~80%で、独学でも大丈夫じゃ。この事はまた別の機会に詳しく説明することにしよう

はやくFPVゴーグルをつけて遊びたいので頑張ります!

 

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