ドローンに関係する気象と風の勉強
ドローン教授っす。今日は気象と風の話をしたいとおも~う
え?前にドローンの飛ばすことの出来る風速について勉強したばかりですよね
それだけじゃ足りないのじゃ~ あくまでも試験に出る風の勉強じゃ!!無人航空従事者試験に向けて、復習のつもりでやるぞ~い
lesson15 ドローンに関係する気象と風の勉強
風
風速と風向
大気の流れを風と言う。その速さを風速というのじゃ
風速の単位は、メートル毎秒(m/s)や、ノット(kt)という単位で表します。その風の吹く向きを風向と呼びます。
何を当たり前の事言ってるんですか?も~
ばっかも~ん! じゃ、南風というと方角はどこからどこにふくか説明してみなさい!
え?南風? 北から南?南から北? あれ??どっちだっけ??
南風とは、南側から北向きに吹く風の事を言います。東風は、東側から西に向かって吹く風です
ドローンにとって、風速と風向の情報は命じゃ
例題:
Q:風向が南である場合、飛行機を離陸させるために最適な離陸方向は?
A:北から南向きに離陸する事です
上下に吹く風
上向きに吹く風を上昇気流、下向きを下降気流と呼ぶ
風が山にあたると上昇気流が発生します。そして、山を超えると下降気流となって山を下ります。 建物も同じく、風の流れが変わります。
ドローンは上昇気流に弱いので、注意が必要じゃ
建物が多い場所や、地表の凹凸が激しい場所を飛行させる際は、十分注意が必要です。 逆に飛行機の場合は下降気流に弱く、巻き込まれると事故の危険性があります。この局所的な下降気流をエアポケットと言います。
雲と風
空気は暖められると軽くなり、上に向かって上昇する。これも上昇気流じゃ。この空気の流れを「対流」とよぶのじゃ
対流によって上昇した空気の多くは、積乱雲と呼ばれる雲を作り出します。そのため、積乱雲が発生している場所は、上昇気流が発生していると予想できます。
高気圧と低気圧では、低気圧の方が上昇気流を発生させます。その為、雲が多くなり悪天候になりやすいのです。
風の摩擦
地表の風は、建物などの様々な凹凸により、進みずらい状況にあります。その凹凸を受ける範囲(高度)を、摩擦層と呼びます。
摩擦層を流れる風は、その上空を流れる風よりも遅くなります。
だから、地表よりも上空の風の方が速いのじゃ
摩擦層は、地表から1000m~2000mの高さまでを言います。
高度が上がるにつれて、摩擦がなくなっていくから、風速が違うのですね
ドローンを飛ばす時は、凹凸の少ない海に出る時は特に注意が必要です。
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まとめ
気象を制するものはとドローンを制すじゃ
突然の上昇気流なども、地形からの予測が大切だということですね
そ~ゆ~ことじゃ。風の勉強は必須なのじゃ
参考:ドローン検定協会公式BOOK ドローンの教科書
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復習問題
ドローンの教科書 標準テキスト 無人航空従事者試験3、4級問題より
問1 上昇気流の発生条件として、間違っているものを選びなさい
① 地表面の空気が熱された場合
② 風が建物に当たった場合
③ 高気圧の場合
④ 風が山に当たった場合
A1:③