ドローンはどこまで飛ばせるか 電波の問題点!
ドローン教授っす。今日もよろしくね~ 今日はドローンへの電波はどこまで届くかについて説明するぞ~。以前に航空法の規制について説明したよね。あまたつ君、おぼえとるかね?
は、はい……。覚える事が多くて……。すっかり忘れてしまいました。
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まあ、何回も読み返して覚えればいいよ。今日は、航空法はまずおいといて、ドローンの飛行時に電波は何キロ先まで届くのかを、勉強しよう。
とても興味があります。地平線の果てに見えなくなるまで飛ばしてみたいですね!
今日はドローンの電波の届く距離について勉強しよう!
lesson9 ドローンはどこまで飛ばせるか 電波の問題点!
ドローンに電波が届く距離
基本的に、ドローンに電波が届く距離は、ドローン大手企業DJIでは、2km~4kmじゃ。
うわ~! いきなり結論!!でもすごい距離ですね!
理論上はね。でもそうはいかないのじゃ。その理由が今日の勉強なのじゃ!
ドローンの電波の問題点
障害物・電波塔
ドローンの電波は建物などの障害物に非常に弱く、建物が多い場所の場合500m程度が限界と言われます。
イベント会場・人混み
前回の電波の授業で、主にドローンが使用する電波帯を勉強したよね
はい! 2.4GHzです!
そう。その電波帯が干渉しやすいのじゃ!
日本におけるWiFi電波や電子レンジ、通信機器と、ドローンと同じ2.4GHzを使用しています。
その為、電波の干渉をうけ、電波途絶してしまう事があります。
スマートフォンは、2.1GHzの電波帯をしようしていますが、しかし、混み合ってくると、2.4GHzの電波帯とかみ合ってきてしまう事があるのです。
その為、プロポ(送信機)を使った電波の範囲と違って、スマートフォンへのWiFi接続での操作の場合、電波の範囲は80~100mと大幅ダウンします。
電波が途切れてしまった場合
いきなり電波が途切れたらどうなると思う?
つ、墜落ですか?
ほとんどのドローンには、自動で離陸した場所にもどる機能が付いている。前に勉強したフライトコントローラー(FC)の頭の良さじゃ。
約20秒その場でホバリングし、まだ電波が途切れた状態の場合、帰還します。
現実の飛ばせる距離
航空法にも定めれれている通り、「目視外の飛行」は認められていません。
その為、何も障害物のない条件が整っても、100m~300mが限界でしょう。高さも150m以上は認められておりませんし、目視するのが非常に困難です。その為、ドローンにLEDライトを付けて見やすくする事が推奨されています。
まとめ
ドローンを飛ばす時は、周りの電波状況をよく確認してから飛ばすのじゃぞ
はい解りました!結局、「電波が届く範囲」よりも、「目視が出来る範囲」ですね。
そうじゃ。地平線の果ての見えなくなるまで飛ばすのは、現実的には無理じゃの。そもそもバッテリーが切れるじゃろ。電波が切れても戻ってくるけど、バッテリー切れは墜落じゃ。ということで、次回はバッテリーについて勉強しよう!
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